うーん。
このサイト「[経済]白川方明日本銀行総裁のデフレ原因論→「日本銀行に責任ないってば」(要約)」
いい線、ついてますね。
何やら、日銀自体が、デフレスパイラル的アリ地獄論理に陥っているようで。
いったい、この「期待成長率」ってのは、科学的な分析に値する代物なんでしょうかね。
皮肉な言い方をすれば、「政府経済政策信頼感指数」「政策方向信頼感指数」ってことかな?
少なくとも、「日銀信頼感指数」ではないってことを、白川さんはいいたいようなんですが。
アメリカの「ミシガン消費者信頼感指数」(University of Michigan Consumer Sentiment Index)なんてのは、イベントになりうる指数なんだが、デフレの原因を、当の日銀さんが、この得体の知れない「期待成長率」に逃げ込んでしまうとは---
つまり、日銀が、デフレ対策を期待成長率の向上に求めること自体が、期待成長率を下げる要因になる、という輪廻の構図に政策当局者は気づくべきだと思うんですが。
世も末ですね。